懸想文

国語講師 吉田裕子のエッセイ、歌舞伎観劇メモ、古典作品や長唄・端唄の現代語訳など

芥川龍之介

授業で『羅生門』を扱ったから感想を140字で書いてみた

タイトルの通りです。 一通り読んだ後、生徒達に感想を書いてもらおうことにしたのですが、あまり字数を多くすると、そのマス目を埋める方法論のほうに意識が向きそうな気がしたんです。 作文術を見たいというよりは、イマの高校生の率直で素朴な感想を聞い…

芥川龍之介『俊寛』の読書メモと、その背景にある「俊寛もの」の蓄積

羅生門・鼻 (新潮文庫) 作者: 芥川龍之介 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/10 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 38回 この商品を含むブログ (88件) を見る 10月の錦秋名古屋 顔見世でも、10月末からの平成中村座でも、『平家女護島 俊寛(へいけに…