10/18(日)-10/24(土)の1週間に読んだ本
独立したブログ記事も書きましたが、猿之助さんの写真集が印象に残っています。来週は塾がお休みなので、たくさん読めたら良いなぁ……(^^)
写真集『四代目 市川猿之助』 感想など - ヨシダユウコの覚え書き
3,780円ということで一瞬躊躇したけれど、「現代版役者絵」の通り、役や役者の気を静止画に封じ込めた迫力の写真が多数。 >> 四代目 市川猿之助 パイインターナショナル http://t.co/tyKEgckm9V
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 18
四代目 猿之助さんの写真集。猿之助さんの宙に飛ぶ姿の美しさには驚く。そして、とにかく女方の写真がすてき。仮名手本忠臣蔵の小浪、傘を持つ鷺娘、源氏物語の葵上、神霊矢口渡のお舟、鳴神の雲絶間姫、奥州安達ヶ原の袖萩、一本刀土俵入のお蔦、夏祭浪花鑑のお辰、檜垣の老女、すてき……!!
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 18
この5月、明治座で猿之助さんの『男の花道』を見たこともあって、2010年 御園座で『男の花道』を演じた際の加賀屋歌右衛門の写真が1番のお気に入りです。この笑みよ!
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 18
そして、操り三番叟の写真ね。今年、2回観た演目。猿之助さんバージョンもいつか見てみたいなぁ。
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 18
市川猿之助さんの写真集。「写真集!」と思って買った本に、亀治郎時代のエッセイ16本も載っているのは嬉しいなあ。「歌舞伎が伝統に胡座をかくならば、歌舞伎は滅びてもいいと思う」「古典といわれるものは、いわば、それと向き合う者の成長を映し出す鏡のようなものである」など。
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 18
寡作ながら熱狂的なファンを持つ一ノ関圭さんが、江戸の歌舞伎界をマンガ化した重厚な一冊。鶴千代と千松になぞらえるシーンが好きだなぁ。 >> 鼻紙写楽 (ビッグコミックススペシャル) 小学館 http://t.co/93B8USe7O7
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 18
大庭みな子さん「心を繋ぐ言霊を持った言葉」を読む。「詩歌の類は言葉と言葉の間にある空間、表現されていないものを大切にして、聞き手の心を働かせる魔術である」。そして、日本語は言語じたい詩の言葉、歌の言葉だと。 >> 文藝春秋 言葉の力 https://t.co/nToD79Vhs4
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 19
大庭みな子さん「(流暢な英語同士の会話と違い)たどたどしい言葉の会話では、相手の顔色を読んだり、ジェスチュアーで表現されるものから想像したり、あらゆる注意力を駆使し想像力を働かせるだけに、言葉の奥にあるものがより良く伝えられることもある」
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 19
大庭みな子さん「人間は他人に対して、『あなたとは違う考え方があるのだよ』と納得させることができれば、それが本当の相互理解というものだというのが七十年あまりの人生の結論のような気がした」
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 19
今朝読んで、また元気と勇気をもらいましま。「宝石にするか 石にするか、お前次第だ。心してかかれよ」は、先生という職業柄、大事にしたいフレーズです。 >> 重版出来! 6 (ビッグコミックス) 小学館 https://t.co/wg7ufOW8PI
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 21
「私の影響力なんてたかが知れている。子どもは勝手に伸びる」という気持ちと、「石にするか 宝石にするか、お前次第だ。心してかかれよ」とのあわいにいつもいる。
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 21
以前、早稲田のエクステンションセンターで『万葉集』の講義を受けた際の参考図書。当時買っていたのを、今さら読んでみるなど。 >> 古代和歌の発生―歌の呪性と様式 東京大学出版会 https://t.co/NXTUoggATL
気になっていた同人誌が届きました(^^) 中村種之助さんの鳶頭猩々のお話が多くて歓喜。客観的に突き放した評論ではなく、主観があるからこそ楽しい語り。こういうのが読みたかった! >> 「地方から歌舞伎を観る 創刊号」歌舞伎zine日記 https://t.co/xJjRnF0edZ
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 23
こちらも一緒に。染五郎さんや中車さんを紹介する文章がとても好きです。そして、海老蔵さん。まさに今日の私が読むのにぴったりの文章だった。 >> 「地方から歌舞伎を観る 第二号」 - 歌舞伎zine日記 https://t.co/zocQub3RtO
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 23
「感性は感動しない」(椹木野衣)がとても面白かった。《芸能では修行が絶対条件だが、芸術では必ずしも要らない。背景の苦労話による強制された感動など要らない》と。 >> 世界思想社|世界思想 39号 2012春 ― 特集 感性について https://t.co/VfjSEuufy1
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 23
椹木野衣さん「誰でも、自分の心の中身を知るのは怖い。だからふだんはそっと仕舞っておく。けれども、ときに芸術作品はこの蓋を容赦なく開けてしまく。」
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 23
椹木野衣さん「ゴツゴツとした感触がある。なにか軋轢が生じる。自分が壊れそうになる。こうした生の手触りを感じるとき、僕らは、自分のなかで感性が音を立てて蠢いているのを初めて知る。感性とは、どこまでも事後的にしか知れないものだからだ」
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 23
八代目 坂東三津五郎さんが様々な演目について語った一冊。知らない演目だと本当にちんぷんかんぷんなほど、細部にわたって語られている。もっとたくさん観てから再読するのが楽しみ。 >> 歌舞伎 虚と実 (1973年) https://t.co/OFgImLQgzD
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 24
『平家女護島 俊寛』をコピー。このシリーズを全巻セット15,000円で買えたのは本当にお買い得だったなぁ。神保町ありがとう。 >> 名作歌舞伎全集 第1巻 近松門左衛門集 1 東京創元社 https://t.co/yEHygZeETQ @amazonJPさんから
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 24