11/8(日)-11/14(土)の1週間で読んだ本
8日の日曜日、平泉(岩手県)に旅行に出かけました。あいにくの雨でしたが、貴重なものをたくさん見ることができました! その興奮さめやらず購入した図録が、今週の読書始めです。
また、今週は主宰勉強会「吉祥寺 古典を読む会」がありました。テーマは「俊寛」。ということで、今週は「俊寛」関係の本が多かったですネ。
中尊寺金色堂の図録、何度も見返したい……! 何万枚もの金箔、何万枚もの螺鈿(夜光貝から作る飾り)、繊細な金属細工 etc……。1,500円であの感動が甦るのは僥倖。 pic.twitter.com/PeUY5VIVoB
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 8
中尊寺の宝物殿で、一番好きだったのがお経関係! 紺紙に、金や銀で書かれたお経の美しさ。お経の文字を使って絵を描いてしまったという曼荼羅もあって、その制作プロセスに思いを馳せざるを得ない。 pic.twitter.com/CU1aZ5YMOj
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 8
毛越寺庭園の写真集。夕焼けや雪景色などの写真を見ていると、確かに、これはこの世に極楽を作ろうとしたんだなと思う。建物は軒並み火事で燃えてしまったし、池は一時期水田にもなっていたらしいのに、良くぞここまで池や遣水を復元されたことよ! pic.twitter.com/G0Hlw11Rkb
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 8
毛越寺、解説書の方も買いました。延年の舞をモチーフにした御朱印帳(御集印帳)も……! 中尊寺と違って、建物は全て焼失(今あるものは近世以降のものだけ)、庭園も復元されたものである中、唯一当時から受け継がれている、古式ゆかしい舞。 pic.twitter.com/Czd5UYhDtF
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 8
あゆの「幸せの基準はいつも自分のものさしで決めてきたから」を思い出しながら読んでいた。 >> 夏目漱石 「文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎」 https://t.co/bWp2nIIVjk
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 10
高校時代、文芸部にも所属していたのだけど、部誌が『Air Ship』という名前だったので、何だか親近感。高校生の、自分の作品世界を作ろうとする感じが好き。 pic.twitter.com/F9sN5xuFlA
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 11
角川ソフィア文庫の『新版 古今和歌集』が、右ページに和歌原文、左ページに解釈と注という仕様でとても使い勝手がいい。好きな和歌がたくさん(^^) pic.twitter.com/e0ifugYmdC
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 12
小田急沿線で配布されているフリーマガジンなんだけど、小田急に縁がなかったから最近知った! 明らかに50代以上、もっと言えば65歳以上がターゲットのようなのだけど、どのエッセイも上品で面白くて! >> コモ・レ・バ https://t.co/YMVJWfsEX2
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 12
以下、『俊寛』関係です。
「吉祥寺 古典を読む会」昼の定例会は「俊寛」を読んだのですが、「俊寛」という確実な情報の少ない人物を題材に、『平家物語』『平家女護島』、そして近代の倉田百三・菊池寛・芥川龍之介の3氏による競作的な『俊寛』が書かれている面白さ! 俊寛を描きながら、各人の人間観を表現しているようで。
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 15
私は、倉田百三・菊池寛・芥川龍之介の3氏の『俊寛』では、菊池寛のものが一番好きだ。先週読んだからどうしても、『あさが来た』の惣兵衛さんを思い出してしまった。https://t.co/0rJAP6L1ij
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 11月 15
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