2016-07-18から1日間の記事一覧
端唄「香(か)に迷う~御所車(ごしょぐるま)~」 香に迷う 梅が軒端に匂い鳥花に逢瀬を待つ年(とせ)の明けて嬉しき懸想文(けそうぶみ)開く初音のはずかしくまだ解けかぬる薄氷雪に想いを深草の百夜も通う恋の闇君が情けを仮寝の床の枕片敷く夜もすが…
端唄「香(か)に迷う~御所車(ごしょぐるま)~」 香に迷う 梅が軒端に匂い鳥花に逢瀬を待つ年(とせ)の明けて嬉しき懸想文(けそうぶみ)開く初音のはずかしくまだ解けかぬる薄氷雪に想いを深草の百夜も通う恋の闇君が情けを仮寝の床の枕片敷く夜もすが…