12/20(日)-12/26(土)の1週間で読んだ本
歌舞伎座の観劇前にこちらを。お三輪ちゃんのお話はもちろん、三作や久我之助・雛鳥のエピソードも悲しいなぁ。折り込みのページの絵は圧巻です。 >> 妹背山婦女庭訓 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 5) ポプラ社 https://t.co/kdAVYelRkw
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 20
私に絵が描けたら、妹背山婦女庭訓の久我之助と雛鳥さんの話をマンガ化したい。
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 20
高校生の頃からこの参考書のコラムが大好きだったのだけど、今読んでいたら『小柴垣草紙』への言及を発見した。おそろしい子……! >> 読み解き古文単語 改訂版 https://t.co/tf8O8sT1Cv
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 20
女三の宮降嫁の衝撃から、実際に紫の上が亡くなるまで10年以上の時が流れているのだということに改めて気付く。この間、紫の上の光源氏に対する考え方に変化が見られるけれど、これだけの時を経る中で葛藤が複雑な熟し方をするのは道理。本当にすごい心理小説だ……
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 20
吉祥寺 古典を読む会やカルチャースクールで、『源氏物語』「賢木」の、光源氏と六条御息所の別れの場面を読む機会があった。この場面、本当に高校生の頃から好きだったんたよなー。「古典購読」のような授業の担当になったら、ぜひ女子高生たちとこれを読みたい。
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 20
森鷗外が同窓会で急遽(?)講演を担当したときの文章。本人も弁解(開き直り?)している通り、準備も十分でなく、後半はグダグダ(笑)。前半の、目一杯詰まった人は新たなものを吸収できないから小粒に終わる話とか面白い。 >> 森林太郎 混沌 https://t.co/usvFvDmrPU
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 21
ここも好きだ。「どんな新しい説でも人間の知識から出たものである限は、我々も其萌芽を持つてゐないと云ふことは無いのです。どんな奇拔な議論が出て來ても多少自分の考の中に其萌芽を持つてゐる。唯誰かゞ今まで蔭になつてゐた事をあかるみへ出して盛んに發揮するから不思議に見えるに過ぎない。」
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 21
こんな文章があるのか。「少し読んだばかりである。しかし立派な伎倆だと認める」「今まで読んだところでは長所が沢山目に附いて、短所と云う程のものは目に附かない」 >> 森鴎外 夏目漱石論(明治四十三年七月) https://t.co/F3TqTnqK5s
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 21
「反撥すると云う事がすでに対者を知らねばできない事になる。対者を知るためには一種の研究をしなければならない。その研究をして反撥し合っているうちに対者の立場やら長所やらを自然と認めなければならないようになる」 >>夏目漱石 文壇の趨勢 https://t.co/gfboXdNzvT
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 21
山本博文さんが宮部みゆきさん・逢坂剛さんらにさまざまなテーマを語ったもの。図が欲しいときもあるけれど、どの章も分かりやすいです。 >> 江戸学講座 (新潮文庫) 新潮社 https://t.co/HkSISUobM1
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 23
高校受験生を教える立場の人が読むと、とても参考になるように思いました。 >>
国語読解[完全攻略]22の鉄則 (高校受験[必携]ハンドブック) 大和出版 https://t.co/50xUidUrmx
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 12月 25