9/27(日)-10/3(土)の1週間で読んだ本
院試に、「興味を持っている作品について、その理由と、作品に関し勉強してきた内容と、これから研究していく方向性について1000〜1200字で書く」という出題があることが分かっていた(数年間ずっと同じ問題だった)ので、『義経千本桜』について書くことに。その関係で、今週は『義経千本桜』関係ばかり読んでおりました。
ちょうど、七月の国立劇場で『渡海屋・大物浦』を見たところだったので、中村梅枝さんの凛とした典侍を思い出しながら……。あれ、素敵だったなぁ。
今日の吉祥寺 古典を読む会では、『羅生門』『鼻』を取り上げました。元の『今昔物語集』説話との読み比べは、前から一度してみたかった取り組み。ご参加の皆様、ありがとうございました。 >> 『羅生門・鼻・芋粥』(角川文庫) 芥川龍之介 http://t.co/x1CcSRdtVZ
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 9月 27
この号の染五郎さんの連載がなかなか面白かった。「なぜ役になりきっている最中の役者に、本人の屋号をかけるのか」「あれだけ堂々とした嘘だから、かえって騙されたくなるのではないか」など。 >> 演劇界 2013年 10月号 [雑誌] 小学館 http://t.co/3th6uNuWhF
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 9月 28
この『ぢいさんばあさん』見たかったなぁ……(坂東三津五郎さんの伊織と、中村福助さんのるん。) pic.twitter.com/XPCma53TCu
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 9月 28
中村梅枝さんが「同世代のたくさんいる後輩たちはいいなー」と(^^) 確かに、今の20代半ばはたくさんいらっしゃる印象。 pic.twitter.com/MGnn74r3em
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 9月 28
筋書きだと、なぜかあらすじが頭に入ってこない私にとって、この歌舞伎絵巻シリーズは本当にありがたい。 >> 義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(2)) ポプラ社 http://t.co/M4gHRaChlz
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 1
このシリーズは本当にありがたい(^^) 上演台本に各場面のカラー写真がついていて、舞台を想像しながら読むことができる。 >> 通し狂言 義経千本桜〈上巻〉 (開場40周年記念国立劇場歌舞伎公演記録集) ぴあ http://t.co/pBq77MHBBZ
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 1
一つの演目に、時代物、世話物、舞踊の顔がある。面白い作品だなー。 >> 通し狂言 義経千本桜〈下巻〉 (開場40周年記念国立劇場歌舞伎公演記録集) ぴあ http://t.co/cquIBl2KK8
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 2
発声と滑舌のトレーニングがてら、この本収録の名台詞を朗読する遊び。 >> 知らざあ言って聞かせやしょう―心に響く歌舞伎の名せりふ (新潮新書) 新潮社 https://t.co/ynyo3yXSE7
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 2
300以上の演目について、あらすじや見所、芸談などをまとめる。有難く、すごい仕事だなぁ、と思う。Kindle版の出来が悪いことが原因で、Amazonの評価が低いのが悔しいくらい。 >> 増補版 歌舞伎手帖 (角川ソフィア文庫) https://t.co/4pAYcFZc5u
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 2
さすがの渡辺保さん。三人共作のもと、史実の空白部分にどのような神話的想像が展開されたか、先行作品や伝承、民衆の期待などとの関係は…… >> 『義経千本桜』千本桜―花のない神話 東京書籍 http://t.co/YMSnSHszNE
— 吉田裕子(国語講師) (@infinity0105) 2015, 10月 3